2021年は携帯電話業界において、大手キャリアが次々と新プランを発表しました。
docomoが「ahamo」、auが「pavo」、softbankが「softbank on LINE」を2021年3月のサービス提供開始を案内しています。
いずれも基本料金が2,480~2,980円、データ通信容量は20GBを基本としています。
対して、2019年から第4のキャリアとしてサービスを開始している楽天モバイルはどのようなプランを提供しているのか、大手キャリアの新プランとの比較も含めて紹介していきたいと思います。
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」の特徴
大手3キャリアに対抗する形で彗星の如く現れた楽天モバイルですが、どのような特徴があるのでしょうか。
料金プランの基本情報
現在、楽天モバイルには「Rakuten UN-LIMIT V」の1種類のプランしかなく、非常にシンプルです。
プランの基本情報は以下の通りとなっています。
基本料金 | 月額2,980円(税抜) ※期間限定で1年間無料キャンペーン実施中!!(詳細は以下を参照) キャンペーン詳細ページ【期間中限定】 |
5G通信 | 追加料金なし |
データ容量 | ・楽天回線エリア:データ使い放題 ・パートナー回線エリア:5GB/月 |
通話料金 | Rakuten Linkアプリ使用時:国内通話無料 アプリ未使用時:30秒20円 |
データ無制限使い放題
楽天回線エリアに関しては、なんとデータ通信が使い放題となります。
(お住まいの地域が楽天回線エリアかどうかは、公式サイトでご確認ください)
データ通信速度は?
楽天回線エリアに関しては、高速通信が可能です。
パートナー回線内で、5GB/月を超過した場合には、最大1Mbpsになります。
電話無料かけ放題
楽天モバイルの公式アプリ、
「Rakuten Link」を使用した場合には国内通話が
無料でかけ放題です。
また、SMSに関してもアプリを使えば無料になります。
5G回線が無料
2021年1月現在、かなり限定されたエリアにはなってしまいますが、
5G通信の利用が無料で可能です。
(5G対象エリアは公式サイトでご確認ください)
各種手数料が無料
今までの大手キャリアの回線では当たり前のように請求されてきた、
以下に掲げる手数料がすべて無料となっています。
- 契約事務手数料
- 契約解除料
- MNP転出手数料
- SIM交換手数料
- SIM再発行手数料
契約するときにも余計な手数料はかかりません。
更に、楽天モバイルの回線に不満がでたとしても、解約やMNP転出が無料でできます。
つまり、ノーリスクで回線をおためしできるということです。
海外でもそのまま利用可能
他のキャリア同様、海外でもそのまま利用可能です。
なお、海外でのSMSに関しても、Rakuten Linkアプリを使えば無料になります。
利用可能な国数は66か国となっています。
(対象エリアの一覧はこちらをご参照ください)
海外利用分のデータ通信量が2GB分ついている
パートナー回線エリアの5GB/月の枠とは別に、
海外利用分として2GB/月のデータ容量が無料です
その他のサービス
通話やデータ通信以外のサービスについても、その他の大手キャリアと同様に利用できます。
主要な無料/有料サービスは以下になります。
無料サービス
以下の機能は無料で利用することが出来ます。
- 留守番電話
- 割込通話/通話保留
- 着信転送
- 国内SMS
- 国際SMS
- テザリング
有料オプション
主要な有料オプションとして、以下のサービスが用意されています。
データチャージ
パートナー回線エリアで使用する5GB/月、
もしくは海外使用分の2GB/月の容量を使い切った場合、
1GBあたり500円でデータ容量を追加チャージすることが可能です。
国際通話かけ放題
月々980円を追加することで、海外66の国と地域への通話がかけ放題になるオプションです。
なお、日本から海外にかける場合には通常の電話で対象になるものの、
海外からかける場合にはRakuten Linkアプリの使用が必要になるようです。
現在実施中のキャンペーン(2021/1/20時点)
新キャリアとして3大キャリアを猛追している楽天モバイルですが、
会員数を劇的に増やすために大盤振る舞いのキャンペーンをいくつか実施しています。
いずれも期間や人数を限定しているため、楽天モバイルを少しでも検討されている方は、
お早めの契約をお勧めいたします。
●キャンペーン利用に際して
各キャンペーンには適用条件が設定されています。
申込に際しては公式ページの条件を確認してください。
プラン料金1年間無料(300万名限定)
私もこのキャンペーンを知った時には衝撃を覚えたのですが、
なんと、1年間も無料で楽天モバイルを利用することができます。
しかも、手数料の説明でもした通り解約手数料も無料です。
つまり、1年間ノーリスクで回線をお試しできるという事です。
ただし、こちらのキャンペーンは300万人限定となっています。
●キャンペーン終了にご注意
※2020年12月30日のプレスリリースて200万回線を突破したという案内があったため、2021年の上旬にも打ち切られてしまうのではという見込みがあります。
一年間のプラン料金(35,760円+税)が無料になる最後のチャンスかも知れません。
回線契約で5,000ポイント還元
Rakuten UN-LIMIT Vを申し込むと、楽天ポイントが5,000ポイント還元されます。
上記の1年間無料のキャンペーンも併用されるので、無料で携帯回線を利用できるだけでなく、逆にお金に相当するものがもらえるというおかしな状態になっています。
スマホ本体とのセット契約でポイント還元
楽天モバイルは回線契約だけでなく、端末の販売もしています。
2021年1月時点でiphoneの取り扱いはありませんが、Android端末に関しては様々機種を販売しています。(取り扱い機種に関しては、公式サイトを参照してください。)
UN-LIMIT Vプランの契約と同時に端末を同時購入で、
上記の5,000ポイントに加えて最大20,000ポイントの還元があります。
楽天モバイル「UN-LIMIT V」の評価
以上が楽天モバイルの特徴や仕様になります。
そんなRakuten UN-LIMIT Vのメリットとデメリットをまとめてみました。
Rakuten UN-LIMIT Vのメリット
- キャンペーン利用で1年間は完全無料で利用可能
- データ通信量無制限(楽天回線エリア内)
- 国内通話が無料かけ放題(Rakuten Link利用)
- 各種手数料が無料
- 海外でそのまま利用可能。2GB/月も無料で高速通信可能
- キャンペーン利用でAndroidスマートフォンが実質無料
Rakuten UN-LIMIT Vのデメリット
- 大手キャリアと比較すると、楽天回線エリアがまだ狭い。
- パートナー回線エリアに関しては5GB/月と容量が若干不安
ただし、上記二点の懸念点に関しては楽天回線エリアの拡大により改善が見込まれます。
- 通話無料にするにはアプリを利用する必要がある
こちらに関しては、通話時にひと手間増えるだけなので、すぐに慣れるでしょう。
まとめ
デメリットもいくつかありましたが、それを打ち消すレベルの利点がたくさんありました。
データ通信利用無制限、通話無料かけ放題という内容だけでも衝撃的ですが、
今なら1年間無料で利用できるという大盤振る舞いな内容なので、
1年間はノーリスクでお試しできることを考えると、利用しないほうが逆に損です。
私SORAEMONも、これを機に1年間使用してみようと思います。
電波強度や速度など、使用してみてのレビューも後日公開する予定です。
楽天モバイルをはじめ、各種モバイル通信の情報も随時追加していきます!
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