今回、前々から気になっていたネブライザー式のアロマディフューザーを購入したのでレビューしていきたいと思います。
ENERG e’s Explorerを購入してみた
最近、睡眠のサイクルが乱れて寝つきが悪くなったことを機にアロマオイルを使う習慣が身につきました。
水を使わずに香りが強く出るアロマディフューザーを探していたところ、ENERG(エネルグ)というブランドから発売されているENERG e’s Explorerという商品の評価が高く、仕様も良さそうだったので購入しました。
結論から言うと、買って正解でした!!
コスパも良く、求めている機能も満たしていました。
以下が詳細レビューになりますので、ご覧いただければ幸いです。
購入前のアロマオイル使用環境
以前から寝つきを良くするために、無印良品の「おやすみブレンド」というエッセンシャルオイルを、同じく無印良品製のアロマストーンにしみ込ませて使用していました。
このオイルがまた非常に良い香りで、気持ちが落ち着いてすぐに寝落ちしているのです…
ただ割と最近人気らしく、近所の無印良品の店舗でも、数あるアロマオイルのなかでこの「おやすみブレンド」だけが欠品していることが多く、今は手に入りずらいかもしれません…
寝つきが悪くて悩まれている方には是非おすすめできるアロマオイルです。
無印良品のアロマストーンですが、デザインが良いわりに価格も手ごろだったのでオイルと一緒に購入して使用していました。
ただオイルを垂らしておくだけなので、電気も水も使用しないし気楽に使えるのが良かったです。
しかし、5~10滴とまあまあオイルを使用する割には香りが弱く、アロマストーンから離れた場所には香りが全く届かないところが不満でした。
購入の動機
アロマストーンの香りの弱さを改善するために、アロマディフューザーの購入を検討し始めました。
アロマディフューザーに求める条件は以下の通りでした。
- 香りがアロマストーンよりも強く出る
- 香りの有効範囲が広い
- 夏場にも使うので、衛生面を考慮して水を使わないもの
- 就寝中にも使うかもしれないので可能な限り静音タイプ
- 価格が手ごろ
これらの条件を満たすものを見つけるべく、Amazonで検索してみました。
特に、緑太字の3点を重要視して選びました。
アロマディフューザーにはどんな種類がある?
そもそもアロマディフューザーにはどのような種類があるのか事前に調べました。
アロマオイルの香りを空気中に拡散する仕組みによって、以下の方式に大別されます。
- 気化式
- 加熱式
- 超音波式
- 噴霧式
以下に、それぞれのタイプのメリット・デメリットを解説します。
気化式
熱や電気などの外的な力を使わずにアロマオイルを空気中に拡散する方式です。
メリット
- 基本的に静音なものが多い。ファンを使わなければ無音。
- 水を使用しないので、衛生的。
- 最も原始的な方式であり、電気も不要なものもある。手入れも楽。
デメリット
- 比較的、香りの広がりが弱い
- アロマオイルの気密性が低いので、オイルが酸化しやすい
同じ気化式でも以下のタイプに分かれます。
送風方式
スポンジなどに染み込ませたアロマオイルを、風の力で空気中に気化させて香りを広がらせる方式です。
電気を必要としますが、他の電気式ディフューザーよりは音が静かなものが多いです。
リード式
アロマオイルが入ったボトルに、籐や竹などでできた木製のリード(棒)を差し込み、空気中にアロマオイルを気化させます。
リードの本数により香りの強さを調整できます。
ストーン式
無印良品のアロマストーンがこのタイプです。
珪藻土などで作られた石にアロマオイルを染み込ませて自然に気化させます。
上に貼ったリンクの商品のようにチャームにして持ち運ぶこともできます。
加熱式
火などを用いてアロマオイルを炙り、香りを拡散させる方式です。
メリット
- 気化式よりは香りが強い。
デメリット
- 火などの熱を用いるので、安全面でのリスクがある。
- 熱によりアロマオイルが劣化する。
- 気化式よりは強いが、他のタイプと比べると香りは弱い。
超音波式
超音波の振動を用いて、水蒸気と共に空気中にアロマオイルを拡散する方式です。
水を使用する必要があります。
メリット
- 水と一緒に拡散するので空気の加湿効果がある。
- 芳香面積が広く、部屋中に香りが広がる。
- 割と安価なものが多い。
デメリット
- 水を使用するので雑菌が繁殖するリスクがある。
- 湿気により壁や天井にカビが生えるリスクがある 。
- 頻繁に水とオイルを補充する手間がかかる
噴霧式
アロマオイルを霧状にして空気中に拡散させる方式です。
メリット
- アロマオイルを直接微粒子にして拡散するので香りが強い。
- 広い範囲に拡散することができる。
- 水を使用しないので、衛生的。
デメリット
- アロマオイルの消費量が多い。
- ポンプの作動音が大きい。
- 気密性が低いのでアロマオイルが酸化しやすい
噴霧式は以下の2タイプに分かれます。
アロマドロップ式
ガラスでできたツボ状の容器にアロマオイルを入れて、風の力でオイルを微粒子にして空気中に拡散する方式です。
容器がガラス製なのでオシャレである反面、手入れに気をつかいます。
また、比較的に価格が高価であることが多いです。
ネブライザー式
今回購入したENERG e’s Explorerはこのタイプになります。
ポンプの力で圧縮した空気によりアロマオイルを微粒子にして空気中に拡散する方式です。
最も香りが強く出るタイプであり、有効範囲も広いです。
今回探しているディフューザーの条件に最も適しているため、ネブライザー式で探すことにしました。
購入商品の候補
生活の木
生活の木は、全国規模で実店舗を展開しているアロマ製品の大手です。
そんな会社が作っている商品なのでかなり信頼がおけそうなのですが、お値段が少し高かったのと、有効芳香空間が40畳≒73m2とENERGの商品よりも少し狭かったので、今回は見送りました。
ENERG(エネルグ)
ネブライザー式の商品
ENERGは、ネブライザー式のアロマディフューザーとして以下の3種類を販売しています。
ENERG e’s Memory
1回設定した稼働モードを記憶してくれて、面倒な設定が不要ということが売りの商品の様です。
また唯一のバッテリー駆動のタイプであり、充電することでコードレスで使用できます。
個人的には頻繁にモードを変更することもないですし、ベッドサイドで常に給電しながら使用する想定だったので特に求めている機能ではありませんでした。
ENERG e’s Pure
こちらの商品は噴霧量の調整ができるということが売りの様です。
また、有効芳香範囲は100m2と広く、低騒音ということも強調しています。
ただしアロマオイルを接続するノズルが分離式ではない為、手入れやオイルの入れ替えが手間だと感じました。
ENERG e’s Explorer
こちらは広範囲対応ということがセールスポイントの様です。
実際に適用面積は100m2と最も広く、またタイマー機能といった機能も豊富でした。
ENERGのフラッグシップモデルという位置づけの様です。
今回の目的に最も近いこの機種を購入することに決めました。
送風式の商品(将来的に購入検討中)
今回はネブライザー式と決めたので対象外にはなりますが、ENERGの気化式のディフューザーは音がとても静かだと評判だったため、とても良さそうだと感じました。
今後、就寝中に使用するものが必要になったらこちらの商品を買おうと思っています。
ENERG e’s Explorerの製品仕様
価格 | 当記事更新時点(2021/3/28) 5,280円(税込み) ※期間限定で5%OFFクーポンが使用できるようです |
サイズ | 筐体は円柱状の作りです。 高さ13.2CM 直径8.8CM |
重量 | 399g |
色 | ・ブラック ・シルバー |
有効芳香面積 | 100m2 |
機能 | ・タイマー機能 ・ミスト噴出時間設定 ・ミスト噴出休止時間設定 |
付属品 | ・ACアダプター&USBコード(長さ約100センチ) ・10ml精油瓶×3 ・ノズルアダプタ×2 ・スポイト×1 ・交換用パッキン ・アロマオイル使い分け用のシール |
ENERG e’s Explorerのレビュー
デザイン
色はシルバーを購入しました。
筐体のデザインは、まあまあ良いと思います。
特に素晴らしく格好いいとは思いませんし、ださいとも感じません。
本体のアルミの材質や、剛性に関してはしっかりと作られていると思います。
サイズ・重量
ベッドフレームの台に乗せているのですが、それなりにコンパクトなので良いサイズ感だと思います。
重量は軽いですが、そもそも頻繁に動かすものでもないので気にしていません。
機能面
噴霧を継続する時間と休止する時間をそれぞれ5秒、10秒、30秒、60秒と細かく設定できるのはとても良いです。
香りの強さを丁度良いレベルに設定できます。
電源OFFタイマーも30分、60分、120分と設定できるので十分ではないでしょうか。
ボタンなどのインターフェイスも単純で分かりやすいです。
付属品
精油瓶が3つと、予備のノズルとスポイトがついてくるのは嬉しかったです。
オイルを使い分けするのにも便利です。
交換用のパッキンも良心的だと思います。
まだ実際に交換していないので交換時にはまたレポートしたいと思います。
作動音
作動音のうるささが唯一の不満点です。
正直稼働させたまま寝るのは難しいと思いますし、勉強や読書中には気になる音量です。
参考のために作動中に撮影した動画を掲載しましたのでご覧ください。
香りの広がり
現在10畳ほどの部屋で使用しています。
しばらく稼働させた部屋に入ると、本体と最も遠い出入り口からでも香りを感じることが出来ます。
アロマストーンと比較すると雲泥の差なので満足しています。
手入れ
無水エタノールを瓶の半分(5ml)入れて稼働させるだけなので簡単です。
頻度としては、毎日使用する場合には1週間に1回、もしくは精油の種類を変える時。
毎日使用しない場合には使用後となっています。
まだノズルの目詰まり等を起こしていないので、この辺りは今後レポートしていきます。
耐久性
耐久性に関しては、まだ購入したばかりなので不明です。
外観の作りも悪くないですし、作動時の様子を見ていてもすぐに壊れるようには見えません。
1年間の保証もついているようなので、ひとまず安心でしょうか。
まとめ
良いところ、イマイチなところ
良いところ
- アロマ本来の香りが強く出る。
- 有効芳香面積が広い。
- 多機能 。
- 付属品が充実している。
- 価格がお手頃 。
イマイチなところ
- 作動音がうるさい
ずばり、買いか?
価格を考慮すると、かなりパフォーマンスが高い商品です。
香りが強く出るディフューザーをお探しの方にはズバリ買いと言えます。
一方で、静音性を重視される方にはあまりお勧めできません。
そういった方には、ENERGの送風式をお勧めします。
私はこのディフューザーで部屋を素敵な香り空間にして、まるで高級ホテルに来たかのような気分で過ごしています。ぜひおすすめです☆
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